邪気を私はこのように定義している。
　 地球環境を破壊するエネルギーであり、放射能や電磁波。人間の細胞を破壊するエネルギー、老化現象を速めるエネルギー、運命を狂わせるエネルギーであると。
邪気が残っていればどうなるか。
あれは日本テレビの番組で私が『フェニックスパワー』を紹介したときのこと。ゲストはそのまんま東さんというタレントだった。ご存じのようにそのまんま東さんの頭は薄く、毛があまりない。私が原体験の話をしたら、そのまんま東さんは自分も毛が生えるようになるかと問われたから、私は「邪気が出ているからそれを浄化しないと無理ですよ」と言った。そこで本当にそのまんま東さんの頭部から邪気がでているかどうかを実験することになった。「百聞は一見にしかず」が相手の理解を得るもっと効果的な手段だからだ。

水の入ったコップを二つ用意した。一つをそのまん
ま東さんの頭に置き、もう一つのコップを『フェニックスパワー』の上に置いた。８分間が経った。あきらかにそのまんま東さんの頭部に置いた水は濁っている。テレビ画面ではっきりわかる。『フェニックスパワー』の上に置いた水は濁りも何もない、澄んだきれいな水だった。これを目の当たりにしたスタジオの観客からいっせいにため息がもれ、騒然となった。この番組はアメリカでも放送され、私のもとにアメリカの視聴者から問い合わせがきたほどだ。　邪気があるから水が濁る。

またこんなこともあった。
　 公文式の勉強をしている子どもがなかなか成績があがらない。そこで悩んだ親が子どもに『フェニックスパワー』を使わせたところ、全国でトップの成績を挙げることができた。びっくりした親が「自分も使うとと良くなるかしら」と私に問うた。親の遺伝が子どもに伝わるので、本当は親が使ってから子どもが使ったほうが邪気が抜けやすい。できれば、祖父・祖母から親、子どもと３代にわたって使ったほうが、効果が高い。水は高いところから低いところに流れるというではないか。人間はすべて血液が濁ることからスタートしている。

味もまずい。しかし、活性化すると水分が増えてみずみずしくなり、おいしさを増す。ある日、私が懇意にしている住職の奥さんに会ったときに、数珠をつけておられたので、こう言った。「宗教的には素晴らしいものでしょうが、その数珠が悪い」
　 試しに、その数珠の上に皮を剥いたみかんを置いた。そして『フェニックスパワー』の上にもみかんを同じようにして置いた。８分が過ぎた。『フェニックスパワー』の上においたみかんは膨れいて、味も甘かったが、住職の奥さんの数珠の上に置いたみかんは水分が減って、味も苦い。これで数珠がよくないことがわかった。そのことがあって、住職の奥さんは『フェニックスパワー』を使わせてくださいということになった。